地域経済に貢献するデザインをしたい。

僕はここ長崎で生きていこうと思っているので、長崎の10年後、20年後の在り方についてよく考える。特に地域経済については深刻だ。地域の経済状態が落ち込めば落ち込むほど人材の流出も増え、未来が描けなくなる、元気がなくなる、っていうのは目に見えている訳で、ここにどうやって貢献していくかというのは僕にとって大きな課題なのだ。
どんな地域も同じだと思うが、長崎という地域には長崎独自の資源がある。そしてそれが長崎の経済と未来の鍵を握っている。
さらに長崎の中においても地区や分野によってさらに細かい独自の文化があって面白く、非常に魅力を感じるものがたくさんある。
だけどそれらが伝わるカタチに変換されることは残念ながらほとんどない。
僕は今、地域経済を変えていくことができるのはデザインだと思っている。
その魅力を伝わるカタチに変換できるデザインだ。
例えば新鮮な鯛の刺身があったとしよう。
これを何も付けずに食す。
そうするとこの鯛の刺身が本当に「うまい!」ということが分かる人は実はそんなにいない。
ここに醤油やわさびを少し加えてあげることで、鯛の甘みと旨味が引き出され、人は「うまい!」と認識できる。
地域資源の魅力を引き出すためにこの醤油とわさびの役割を果たすのはデザインだ。
デザインで、ぼやけたピントを合わせて、くっきりと美しく魅力的に見えるようにする。
特に僕の場合はウェブが専門だから、ウェブ側から見ていることが多いが、インターネットで売るにしても基本的な商品のネーミング、パッケージデザインや商品ストーリーを語るコピーライティングや諸々の販促物のデザインが軽視されすぎていて「ネットで売りたくても売れる状態にない。」というのが多々あるのだ。
ひとつには売る側の販促クリエイティブ、デザインに関する無知がある。これはぜひともみんなで勉強していく必要がある。
もう一つはデザインする側のデザインに対する考え方とクオリティ。鯛の刺身にケチャップをかけるようなデザインがたくさん世の中には溢れてる。もちろん、これは自分でも気をつけなければいけないし、何度となくピントがあっているのかを考えて修正を重ねることが義務であり責任だ。
これからはウェブのデザインもよりいっそう力をいれていくけど、トータルで全体を形作るためにいいグラフィックやパッケージのデザインができるデザイナーと組みながら地域に貢献できる仕事をしたい。
いろいろお手本はあるけど、スターバックスくらいピシッとピントがあったデザインとプロデュースができるチームを作りたいね。

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