時価総額世界一のAppleを築いたスティーブ・ジョブズが使った2つの武器
親しくさせていただいているZen Startupの町田龍馬くんが「起業家 スティーブ・ジョブズが教えてくれた7つのこと」というエントリーをアップしていて、僕なりにコメントを残そうとしたのだが、あまりにも長くなったので、自分のブログに僕が考えるスティーブ・ジョブズのもっていた強み、スティーブ・ジョブズが教えてくれたことを記しておきたい思う。
■起業家 スティーブ・ジョブズが教えてくれた7つのこと/Zen Start Up
http://zenstartup.jp/2012/01/10/legend/
スティーブ・ジョブズが持っていた「情熱」と「アイデア」という名の武器
ジョブズを考える時、いつも思うのは「情熱」と「アイデア」を高いレベルで持ち合わせていたということだ。
日本語で書くと2文字と4文字で済んでしまう簡単な単語だが、たったこの2つがAppleという時価総額世界一にも上り詰めた超巨大企業を作り上げた根本であり、資産の源、スティーブ・ジョブズの武器だと僕はいつも思っている。
「情熱」と「アイデア」は資金と人材を集めるもっとも重要なファクターだ。
リーダーに情熱がなければ、投資家はその企業に投資ができないし、面白いアイデアがなければいい人材は集まらない。もちろん投資家はビジネスアイデアに投資を行うし、最高の人材を獲得するには情熱をもって口説き落とさなければならない。
Appleという新しいビジョンをもった企業にとって、スティーブ・ジョブズの「情熱」と「アイデア」が引き寄せた、投資家と最高の人材こそが安定した経営とチャレンジできる基盤を与えてくれるものだったに違いない。
そう考えるとやはりジョブズの凄さというのはこの「情熱」と「アイデア」に尽きる。
未来をビジョナライズしていたジョブズのアイデア
アイデアについてもう少し加えておこう。スティーブ・ジョブズのアイデアは、常に未来を描き、ビジョナライズしていたという点で他のそれとは異なっていた。
そしてそのアイデアを現実に生み落とすためにプロダクトの細かい点まで把握し、細部まで設計・デザインすることにこだわっていた。
コンセプトは未来を見ていたが、目の前に出来上がるプロダクトの機能は人間の過去、つまり根源的な部分としっかりとリンクして動くことを重要視していた。
親指とスティーブ・ジョブズの機能するデザイン
ひとつ例を挙げてみよう。
iPod Classicのクリックホイールを片手で持って親指で回す時、そしてiPhoneを親指で左右にスクロールするとき、ジョブズが手の動きを細部まで観察していたであろうことを感じることができる。
親指一本でその多くの部分を操作する感覚というのはAppleのプロダクト以前にほとんど見当たらない。しかし、ジョブズは片手でものをしっかりと持った状態でも、親指を上下左右に動かせることに気づいていた。iPhoneを手にとって動かしてみると未来のビジョンと人間の体の動きとを高いレベルで落とし込んでいることがよくわかる。
そして、iPod ClassicとiPhoneでは一見デザインが全く変わったように感じるが、親指による操作という本質的な点では、iPhoneはiPod Classicをしっかりと受け継いでいるといえる。
理解しやすい親指を例に挙げたが、もちろんジョブズがその他様々な点に配慮してプロダクトに落とし込んでいることは、Appleの製品を普段使っている人たちならばよく理解しているだろう。
ジョブズのアイデアには、未来をビジョナライズしながらも、常に人間と一体化して動作し機能するための設計・デザインが中心に据えられている。
まとめ
「情熱」と「アイデア」の2つこそがスティーブ・ジョブズの武器だったという話をしたわけだが、この2つを手に入れるのにいくらのお金が必要だろうか?
そうだ。僕らはこの2つを0円で手に入れることができる。コストは一切かからない。
どうだろう?実に凄いことだと思わないか?僕はこのことを考えると震えを感じることがある。僕らは何も持っていなくても「情熱」と「アイデア」があれば世界をかえることができるということだ。
もし、あなたがスティーブ・ジョブズから学んだこと、感じたことがあれば、下のコメントや自分のブログなどに書いて教えて欲しい。スティーブ・ジョブズはあなたに何を残しましたか?
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