ビジネスブログの可能性

2009. 06. 15

ブログによる効果推移のデータをアップしてみる。

「ブログで集客する。」なんてことを聞くようになってもう随分たちますよね。
タレントなどもブログランキングの上昇によって、注目されてブレイクしたり、独自のポジションを確立したりすることがよくあるのは情報感度が高い人なら理解していることと思います。

しかし、「普通の店舗や企業においてブログは使えるのか?」という議論になると「実際どうなんだろう?」と感じている人も多いようです。

そこで、実際にブログのアクセスが一般の企業でどのように延びていくのか、サンプルを上げておきますので、確認してみてください。

ブログによる集客効果
※クリックで拡大


クライアント名や数値は守秘義務があるので公開できませんが、実際に2007年1月から2009年2月までの約2年分のデータを見た場合、月のセッション数が5倍以上になっています。


セッション数が上がる、というのは主に以下の3点の効果が考えられます。

1.新規の訪問者が増えることにより、認知するユーザー数が増える。
2.リピーターが増えることにより、理解や好意を感じるユーザーが増える。
3.リピート回数が増加することでリピーターによる理解や好意がより深くなる。


そして、これらの過程において、以下のような流れで効果がもたらされます。

1.見込み客が増える
2.見込み客が新規顧客になる
3.新規顧客がファンになる
4.口コミが増進され、顧客獲得コストが下がる


単純にセッション・アクセス数が5倍になれば数倍の集客効果やその他の波及効果が期待できます。

ブログを書き続けるだけで、顧客が増えて、顧客獲得コストも下がる。
つまり顧客数も増えるし、顧客獲得コストが下がるので利益率も上がる、のです。

上のクライアントの場合、たった2年間ほぼ毎日更新するだけでこれだけの結果が上がっています。

これを見ると「広告費に多額の出費」をしたり、「無駄な飛び込み営業」をやっているならば、「ひと手間かけてブログを毎日つける。」そういうことが大切なのがよくわかりますよね。

もちろん、闇雲にブログを更新すればいいというのではなく、ブログの内容や更新の仕方、どういうコンテンツにするか、運営体制はどうするのか、そして業種などで変わっていきますので、そこは研究するようにしてみてください。
当社でも色々な情報を出していきたいと思います。


その他、ホームページ集客関連情報を知りたい方はこちらもご利用下さい。
http://www.nb-a.jp/freeservice/report.html



P.S.
この季節、こうも気持ちいい日が続くとCelso Fonsecaを聴きたくなります。

Celso Fonseca - "Um dia de domingo" com a participação de Ana Carolina

posted by keiju | 15:29 comments(0)trackback(0)

2009. 02. 23

ブログの強みやネット恋愛など…

実はこのブログ、インターネットビジネスについて書くためのブログなんですが、最近めっきり書いていないということに気付いている人は多いかもしれない。

というわけで、久しぶりに…

今日は友人が「ブログ活用のセミナーをやるので助言を…」ということで会って話をしました。

「ブログの強み」ってなんだろうな、とそれからあらためて考えているのですが、一つに集約し定義すると「定期的に更新することで既存客や見込み客、そして友人・支援者との接触頻度を増加させるツール。」ということだと思います。そしてそこから何らかの「心のつながり」が発生していく、強化されていくところがブログの強みでしょう。

そのブログで得た「つながり」をオンラインだけのものとしておくのか、オンラインでつながった人とオフラインで実際に会って次につなげるのか、はその人次第です。

また、継続しないと見てくれる人も定着しないので、何よりも継続していくことが重要になると思います。当社でもいろいろなお客様の事例がありますが、継続してブログをつけているところは確実に事業にプラスになっています。

それから無料でできるところも大きなポイントです。広告販売促進費というのは積み重なるとバカになりませんから、こういう無料でできることを小さくてもコツコツやることが非常に重要なのです。

ブログのビジネスへの活用にイマイチ踏み切れない人がいますが、絶対やった方がいいです。

余談ですが、基本的に「人とのつながり」というのは人間の大きな欲求で人の行動を大きく左右する要因のひとつだ、ということはビジネスする人なら誰でも忘れちゃダメなことだと思います。

それはネットでのコミュニケーションパターンにもよく現れています。


■ネット恋愛

例えば、ネット恋愛の最たるパターンなんかは、自分を承認してくれる人に飢えている男女がその存在を認めてメッセージを交換するところから始まります。

ここで言う男女は付き合っている人がいる場合もあるし、いない場合もあります。結婚している場合もあるし、結婚していない場合もあります。そして「承認欲求」を満たす段階を経て、「つながりの欲求」を求めます。この時点で「会いたいね。」という流れになるのです。しかし、実は片方が単に一時的に「承認欲求」を満たしたいだけだった場合、「そうね、会いたいね。」と言っておきながら、少しずつ連絡を取らなくなるのです。つまり「承認欲求」に飢えていても、「つながりの欲求」までは飢えていないパターンです。「つながっておくならやっぱり今の彼氏(彼女)。」ってやつですね。

これはあくまでもパターンの一例ですけど、ちょっと観察すれば、ネット上ではこのパターンが毎日のように色々なところで見られます。

ビジネスを作り上げていく人っていうのはこういう部分、つまり「承認欲求」や「つながりの欲求」などの欲求の深い部分や移り変わりの段階を理解している人が多いと思います。

ちょっと話飛びましたが、ブログっていうのは人の「つながりの欲求」を満たしてあげるツールで、そういうところがブログの本来の強みなのです。


■Daniel Domenge

ところで、うちの会社では普段BGMとしてネットラジオを使ってます。iTunes専用のPCをスピーカーにつなげてます。
基本的にチャンネルはJAZZ系ですが、最近特にSmoothJazzのチャンネルになってます。
で、先日流れてきた曲にハッとして、アーティストをメモりました。

Daniel Domengeというギタリストなんですが、これが非常にいいです。
SmoothとFunkyのバランスが絶妙!
Daniel Domenge on MySpace Music


■7つの習慣

今週から、より自分をコントロールできるようにスケジュール手帳の記入の仕方などを変更しました。
実は、ここ最近昨夜アップしたブログにもあった「第一領域」へ集中しすぎていて、そこから抜け出すすべを考えていましたが、単に「第二領域」へのフォーカスが弱まっていたことに気づきました。
「7つの習慣」いいです。

7つの習慣―成功には原則があった!
7つの習慣―成功には原則があった!Stephen R. Covey 川西 茂

キングベアー出版 1996-12
売り上げランキング : 45

おすすめ平均 star
star全ての自己啓発本の原点
starまずは最初の3つの習慣だけでも
star成功哲学理論の決定版?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by keiju | 19:09 comments(0)trackback(0)

2007. 07. 17

オススメの本「マーケティングのコツ32」

marketing32trenders.jpg今日は本の紹介です。

トレンダーズ株式会社の社長である経沢香保子さんの本、「マーケティングのコツ32」です。

連休中に読んで大変面白かったので、今日はこの本を取り上げさせていただこうと思います。

トレンダーズの経沢さんの存在を知ったのは、今から2年くらい前でしょうか。

「自分の会社をつくるということ」という本を借りて読んだのがきっかけでした。
そのときは「なるほど」という感じで、なんとなく自分がやろうとしていることとベクトルが近いな、程度に思っていました。

で、某企業の広報部署に努める友人へ本をプレゼントしたこともありました。

今回、本屋で偶然に出会って、「マーケティングのコツ32」を読んだわけですが、とても大きな気付きがあったんです。

例えば、普段私たちが使う「ブログ」というツールについて。

これほど簡単明瞭に「ブログ」の本質をついた内容を書いた書って、いままで出会ってないかもしれないなと思ったわけです。決して難しいことは書いていないんですけどね。スーッと入ってくる感じです。

というわけで、ブロガーの皆さん、ぜひ読みましょう。
経沢さんの「マーケティングのコツ32」。

それから、もうひとつ気付きといえば、いつも私の頭には「コミュニティマーケティング」というのがあるんですが、それを見事に実行している人だな、と思いました。

私がいつも思っているのは、インターネットとリアルは連動させてはじめて力強いものになる、ということです。インターネットマーケティングというのは、実はリアルの世界を取り込んではじめて効果あるものになります。

そして、そこには「ブログやSNSをはじめとするCGMマーケティング」、「コミュニティマーケティング」、「イベントマーケティング」があるわけです。

まぁ、私がここでグダグダいうよりもぜひ経沢香保子さんの「マーケティングのコツ32」を読んでみてください。


■参考サイト
マーケティングのコツ32/経沢香保子(著)

自分の会社をつくるということ/経沢香保子(著)

トレンダーズ株式会社

トレンダーズ社長 経沢香保子の『人生を味わい尽くす』ブログ

posted by keiju | 11:31 comments(0)trackback(0)

2007. 04. 02

企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(4)

企業がブログマーケティングを行うべき10の理由と題して、お話をしていますが、今回は「業界関係者との親密なリレーションの構築」についてお話をしたいと思います。

ブログマーケティングとは当然、「ブログを書く」だけを意味するのではありません。
テクノラティをはじめとするブログ検索サイトなどを利用することで、情報伝達の経路を探ることができます。

バイラルマーケティング(口コミマーケティング、CGMマーケティング)とも関係する情報の流れを抑えておくためにも、ブログを使った「業界関係者との親密なリレーションの構築」は押さえておくべき事項といえるのではないでしょうか。

どの業界でもそうだと思いますが、世論の形成に影響を与える人、つまりオピニオンリーダーというのがいます。

そして、そういうオピニオンリーダーがブログで情報発信することが多くなってきました。

ブログは、普通に生活していては、知り合うことができない人や話をする機会がない人とも接触を可能にしました。「人脈の可視化」ともいえると思います。

もし、あなたの業界に影響力をもったブロガーがいれば、その記事をチェックする必要があります。

そして、まずは好意的なコメントを投稿したり、トラックバックを行うことで、その人との親密な関係を構築するきっかけになることがあります。

ただし、自社の宣伝に利用するために関係を築くという意識では成功しないでしょう。

まずは、個人としてその人の存在を認めることが何よりも大切です。

企業として利用するために近づくのではなく、友人として付き合いができるような関係構築が長い目で見て多くのことをもたらしてくれると考えます。

そういう関係作りの一つ一つが、自社やそのサービスについてのバイラルマーケティングの感染源となりうるのです。

ブログをはじめて、積極的に多くの人との親密なリレーション構築を行いましょう。

posted by keiju | 12:17 comments(2)trackback(0)

2007. 03. 29

企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(3)

今回は「企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(3)」です。

ここでは、市場との交流によるフィードバックに焦点を当ててみたいと思います。

ブログのメリットはのひとつは市場との交流があるというこです。
では、ブログはなぜ市場との交流を生み出しフィードバックを起こしやすいのでしょうか?

(3)市場との交流によるフィードバック

nikkei BP netの2004年10月の記事にブログの市場との交流についていい記事があります。
2004年という今からかなり前の記事ですが、これは読んでおいていただきたいです。

(ブログのメリットは)今まで表情や特徴が不明瞭だった企業という存在に、人格、あるいは顔を与えるところにある。広告にしてもPRにしても、企業から発せられるメッセージには、個性とか人格とか性格といったものがうまくそぎ落とされた言葉が使われているのが一般的だ。ブログの特徴は(少なくとも英語でのブログの特徴は)、企業ブログであっても、これがもっと個人の口から出てくるような話し言葉や個性のある語り口で語られている。消費者と同じ目線で対話ができるようになると言っても良い。今までのような構えた姿勢ではなく、対話をするという姿勢が、対話を促す環境を作り出している。

「広告にしてもPRにしても、企業から発せられるメッセージには、個性とか人格とか性格といったものがうまくそぎ落とされた言葉が使われているのが一般的だ。」とあります。

これはホームページも同じです。
どうしても切り口がサービスや事業内容が中心になってしまうのです。

決してそれが悪いことではないのですが、当社の場合は、ホームページにもより人格を持たせるような努力をしています。

もっと正確に言うと、当社のブランドに人格を持たせよう、人間とのコミュニケーション、お客様との対話を明確にしようというベクトルは常に持っています。

そのために「お客様の声」を掲載したりするのは当然ですが、それでも足りない部分をブログによって補っていると考えていただいてかまいません。

そういう理由で、当社ではお客様にも企業ホームページとは別に、ブログをオススメすることが多いのです。

結果が、「企業ブログであっても、これがもっと個人の口から出てくるような話し言葉や個性のある語り口で語られている。消費者と同じ目線で対話ができるようになると言っても良い。」ということになります。

それから、「対話をするという姿勢が、対話を促す環境を作り出している。」という点は大変重要だと思います。

ブログにはコメント機能があります。
コメント機能がある、コメントフォームがある、ということが対話を生み出す要素なのです。

トラックバック機能も同じです。

「私のブログから引用した場合は、ぜひトラックバックで通知してネットワークを結んでくださいね。」というふうに、トラックバック機能の存在が外部とのネットワーク形成を容認、歓迎しているという姿勢を表しているのです。

これらのことから、ブログはより市場との交流を促進しながらフィードバックが生まれやすい環境を持っているといえます。

では、コメントやフィードバックがあまりないブログの場合は、市場との交流によるフィードバックはないと定義づけることができるのでしょうか?

フィードバックとなるとなかなか微妙なところですが、コメントやトラックバックが少ないブログにも市場との交流は確実に存在すると私は定義したいと思います。

ハインリッヒの法則というのがあります。

ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが、労働災害5000件余を統計学的に調べ、計算し、導いた法則で以下のような内容です。

「災害」について現れた数値は「1:29:300」であった。 その内訳として、「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には、29件の「軽傷」を伴う災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が起きていたことになる。

これは何も災害だけに当てはまることではありません。
世の中で起こっている様々なことへこのコンセプトを当てはめて考えることが可能です。

コメントとトラックバックに当てはめて考えて見ましょう。

1人からコメントがあったら、その背後に29人のコメントやトラックバックをしようか迷った人がいる。
さらに、その背後には300人がその記事について好意的な意見を持った、または、記事が気になった可能性がある。

当然、数値が「1:29:300」かは定かではありません。
しかし、一定の割合で上のようなことは起こっているはずです。

そういう意味でも決してコメント数やトラックバック数だけで、ブログの交流がないと思う必要はありません。

こうして、この記事を読んでいるあなたもコメントやトラックバックを残すことはないかもしれませんが、私と何らかの接点を持って交流しているのですから。

■参考サイト
・Webマーケティングの近未来 第8回〜欧米での企業ブログの現状 その1(nikkei BP net)
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/335/335222.html

・ハインリッヒの法則(ウィキペディア(Wikipedia))
ハインリッヒの法則

posted by keiju | 17:46 comments(0)trackback(0)

企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(2)

今回は、企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(2)です。
ここでは「ウェブマーケティング効果」と題してお話したいと思います。

(2)ウェブマーケティング効果

●入り口と切り口の増加
単純に考えて、自社のホームページ以外にも、ブログがあるというのはそれだけでマーケットとの接点が1つから2つに増えるということは明確です。

企業を認知する上での消費者視点による切り口が事業・サービスを中心としたホームページと、企業サイトでありながらも個人による情報発信かつ時系列でのコンテンツであるブログでは印象が異なることも重要なポイントでしょう。

●RSS配信への対応
今いろいろなところで話す機会がもっとも多いのがRSSです。
IE7とWindowsVistaのRSS対応や、ヤフーなどのポータルサイトによるRSS機能の提供が、ウェブマーケティングそのものを変革しようとしています。RSS配信にブログは対応しているためこれからのマーケティングツールとして見逃せません。RSSによって消費者はよりクオリティーの高い情報を自分のPC上で楽に取捨選択する権利を与えられました。そういう意味で、単にブログによるRSS配信を実現するだけでなく、コンテンツのクオリティーも求められるようになっています。

クオリティーを満たしていれば、当然RSS配信によりブログへリピート訪問者が増加します。ブログはパーソナリティを伝えながらブロガー本人とその企業への信頼を強くしていくのです。

●検索エンジン最適化(SEO)に効果的
ブログの持つ検索エンジン最適化(SEO)効果も見逃せません。
ひとつに継続的なコンテンツの蓄積によるキーワード数の増加が考えられます。ブログ検索サイトなどが保有するpingサーバへping送信を行うことによって、被リンク(外部からのリンク)が増加することも大切です。同じようにトラックバック機能による被リンク数増加も可能です。特に、ブログと関連するコンテンツやブロガーの記事を引用し、そこへトラックバックを送った場合の被リンクは、SEO効果が高いと考えられます。その他にも、最近ではソーシャルブックマークもあります。はてなブックマークなどのソーシャルブックマークへそのブログ記事を気に入った人が登録をすれば被リンクが増えるのです。

●情報伝播力が強い
情報伝播力が強いというのは、つまり、口コミを誘発しやすいということです。
トラックバック機能により、他のブロガーが自分のブログで記事を引用してくれたり、ソーシャルブックマークへ登録してくれたりしやすい構造を持っています。
自身が他のブロガーの記事を引用したり、メディアサイトの記事を引用してのトラックバックも当然被リンク数を増加させ、外部との連携を強くしていきます。pingサーバへのping送信、トラックバック送信、そしてソーシャルブックマークへの登録はSEO効果だけでなく、外部コンテンツとの緩やかなネットワークの構築を促進していくのです。

ブログによる情報伝播力の強さは見逃せないブログのメリットであり、ブログがブログである理由そのものと言えるのかもしれません。


今回は「企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(2)」をお話ししました。
次回は「(3)市場との交流によるフィードバック」からお話ししていきます。

posted by keiju | 17:35 comments(0)trackback(0)

2007. 03. 28

企業がブログマーケティングを行うべき10の理由(1)

ブログの導入について検討している企業は年々増加しています。

私の会社でも、ブログ制作についての問い合わせを受けますが、当然ブログがどのように企業へ利益をもたらすのかということを理解しているクライアントは多くはありません。

そして、そのことがブログ活用を躊躇したり、スタートしたにもかかわらず、効果的な活用ができない理由でもあります。

数回にわたり、「企業がブログマーケティングを行うべき10の理由」としてブログが企業へもたらすメリットを書き出してみます。

今回は「企業がブログマーケティングを行うべき10の理由」のうち(1)をあげておきます。

(1)ブランド認知度の向上

まず、あげたいのは「ブランド認知度の向上」です。

一昔前、近所の八百屋さん、魚屋さん、電気屋さん、商店街が多くの人にとって物を買う場所だった時代がありました。その時代においては、店員やオーナーとのリレーションというのはある程度 one to one な関係を保つことができていました。しかし、現在は企業の事業規模が大きくなり、one to oneな関係を築くことは難しくなってしまったと感じることがあります。

しかし、消費者は企業とのコミュニケーションを望んでいないわけではないのです。
消費者は依然として企業と個人的なコミュニケーションを求めていると考えられます。そういうわけで、企業のトップや広報担当者のパーソナリティを感じられるブログの情報というのを好んで受け入れやすい傾向があると考えられます。

また、情報社会化したことで、日々大量に入ってくる情報がチープでアンリアルに感じているのではないでしょうか。「プロフェッショナル仕事の流儀(NHK)」や「情熱大陸(MBS)」のような個人の仕事に焦点を当てた番組がもてはやされるのもそういう理由であると感じています。

より企業を個人とオーバーラップさせて感じることができるブログというのは力強いブランド構築ツールです。企業の中の個人による情報リリースという広報業務がアンリアルな広告よりも受け入れられやすいということはこれからの経営の重要なファクターであると個人的には考えています。

また、消費者は商品を購入したり、サービスを受ける際、常に情報の面で弱者としての立場を強いられてきました。その弱者に対して適切な情報のリリースを継続的に行っていくことが容易なブログは、市場におけるその企業のポジションを押し上げるために大変有効なツールであるであると思います。


■参考サイト

・プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK)
http://www.nhk.or.jp/professional/

・情熱大陸(MBS毎日放送)
http://www.mbs.jp/jounetsu/

・第1回:企業にブログがやって来た(ThinkIT)
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0612/18/1/

・「ブログ自体が人格化する風潮が」Movable Typeのビジネス活用セミナー(Broadband Watch)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/8817.html

・「ブログ利用の裾野を広げる」──米国シックス・アパート社長が「VOX」のねらいを披露(Computerworld.jp)
http://www.computerworld.jp/news/sw/52810.html

・私がブログを書く理由(後編)(iGirl)
http://d.hatena.ne.jp/asami81/20070227/p1

・第1回 ビジネスブログをはじめる前に知っておくべきこと(MarkeZine)
http://markezine.jp/a/article/aid/59.aspx

・Webマーケティングの近未来 第8回〜欧米での企業ブログの現状 その1(nikkei BP net)
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/335/335222.html

・ブログの書き方(渋谷ではたらく社長のアメブロ)
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10015286842.html

・企業ブログのベーシックな戦略とスキルとは?(nikkei BP net)
http://weblogs.nikkeibp.jp/adtech2005_ny/2005/11/post_bef3.html

・社長ブログの始め方(296会社.COM)
http://www.296kaisha.com/blog.html

・なぜいまさらブログなのか?(脱・下流エンジニア (仮) )
http://d.hatena.ne.jp/ooolong/20070117/1169012003

posted by keiju | 20:08 comments(2)trackback(0)

2006. 08. 03

「日産:ティーダ公式ブログ TIIDA BLOG」の研究(1)

TIIDA.JPG

■日産:ティーダ公式ブログ TIIDA BLOG
 http://blog.nissan.co.jp/TIIDA/

数回にわたって日産ティーダのブログを分析しながら、ブログを使ったマーケティングについて考えてみたいと思います。
ビジネスブログの可能性を一緒に探っていきましょう。


まず、デザイン。

■ブログデザイン

ブログを読むことで、触れることで、ティーダに触れている感覚、体験が必要になります。
全体的にティーダのボディーの色を模したゴールドと白ベースのすっきりした、誰が見てもいやな感じがしないものに仕上がっています。

また、フラッシュ動画による空間演出は嫌味がなく、さりげなくて◎です。
制作者のエゴに走ることなく、多くの人が心地よく見てもらえるブログにデザインされていると思います。

左側のメニューを見てみましょう。
以下の項目があります。

■左メニュー
 ○ブログ内検索
 ○カテゴリー
 ○バックナンバー
 ○エントリー
 ○トラックバック

右メニューはティーダ情報へのリンクですね。
左メニューの動的情報に対して、右メニューにはティーダの静的情報、事実が掲載されているサイトへのリンクなどが配置されています。

左メニューの「カテゴリー」を見てみます。

■カテゴリー
 ○インタビュー
 ○インフォメーション
 ○コメント・トラックバック企画
 ○ドライブ
 ○プロダクト
 ○ユーザーボイス
 ○レポート
 ○開発者インタビュー

まずは「インタビュー」は以下の人たちが出ています。

 ・ディーラー
 ・オーナー
 ・取引先(J-WAVE)

ディーラーの言葉は直接セールスとして伝わるはずです。
セールスほどの抵抗感、緊張感がなく、ブログを通してセールスを知らず知らずのうちに受けてる感じですね。

取引先のインタビューはなかなかユニークですね。
J-WAVEということもあるんでしょうけど。

それからティーダオーナーによる第3者の意見。
意見というより推薦になりますよね。
より消費者に近い立場からのセールスということです。

つまりティーダを取り巻く人々を視覚的に見せていく、そして感じてもらうということです。

そして「インフォメーション」
キャンペーンやイベントの告知、プレゼント企画、ブログやCMなどの情報などが載っています。
広い意味での広報活動ですね。

次にポイントである「コメント・トラックバック企画」です。

これはなかなか考えたなーっと思いました。
まず、ティーダブログは基本的にコメントを受け付けずに、トラックバックだけ受け付けています。

コメントは誰でも匿名で投稿することが可能です。
トラックバックは基本的にトラックバック元のブログから投稿者を特定できます。

つまりコメントは悪意に満ちた書き込みを受け付けやすいのに対し、トラックバックはより公正な視点で事実を書いたものでないといけないという人間の心理が働き暴走した書き込みを排除してくれます。

ただし、トラックバックだけ受け付けてコメントはなしよ、というのじゃうまいことブログの利点である双方向間のコミュニケーションが弱い。

そこで「コメント・トラックバック企画」があるわけですね。

この企画は「観光スポットを教えてください。」「あなたならどっち?A or B」などの設問で、コメントの回答を誘導しています。

たとえば、「私なら○○○○」というエントリーには以下のように書かれています。

--------------------------------
「私なら~」と考えてみてください。

ティーダに乗って
・どこに行きたいですか?
・何をしたいですか?
・何を見たいですか?
・何を食べたいですか?
・誰と行きたいですか?
--------------------------------
そう、うまく回答を誘導しながら、この設問から外れるようなコメントを避け、悪意に満ちたコメントを排除しているのです。

私自身、これは大変参考になりました。


今日はこのくらいにして、続きは後日。

あなたなりの考察などがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

posted by keiju | 17:16 comments(0)trackback(0)

2006. 07. 28

ビジネスブログ一覧

ビジネスにおけるブログの可能性を探って行きたいと思います。
例えば、広報やマーケティングなどと、ブログがどのようにつながって効果を出しているのか。
そういうことを深く掘り下げるために、ここにビジネスブログ一覧を作りました。

面白いブログを見つけたら随時追加していきます。

もし、ビジネスブログでいいブログがあれば、ぜひコメントに書き込み教えてくださいね!

***

日産自動車 TIIDAブログ http://blog.nissan.co.jp/TIIDA/

リコー GR BLOG http://blog.ricoh.co.jp/GR/

松下電器産業 Let'snoteBLOG http://letsblog.panasonic.jp/pc/index.html

不二家 ショコラ・ジャポン 姫気分♪ http://chocolat-japon.jp/blog/

ナイキジャパン ブカツブログ http://bukatsu.cocolog-nifty.com/

てるくにでんき お客様の実例集blog http://www.terukuni.co.jp/zitsurei2006/

ロイズ・アンティークス http://www.lloyds-antiques.com/

ユナイテッドアローズ District Blog、STYLE for LIVING http://www.united-arrows.jp/sfl-blog/

味の素 マヤヤのお料理ABC http://cook.ajinomoto.co.jp/

味の素 コーンレンジャー便り http://corn.ajinomoto.co.jp/corn/

マネックス証券 マネログ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/

大阪マルビル http://marubiru.boxerblog.com

青山学院大学国際政治経済学部 SIPEC Square http://blog.sipec-square.net/index.html

一伸歯科医院 http://www.haisha.biz/

榎本会計事務所 http://www.ecg.co.jp/blog/

エムエルコンサルタンツ http://www.mlconsultants.co.jp/

posted by keiju | 09:31 comments(0)trackback(0)